2017年読んでよかった本まとめ

買ってよかったものをまとめるのが楽しかったので、読んでよかった本についてもやってみます。
読書メーターによると、今年読みきった本は計42冊でした。その中でも印象的だった本を簡単なコメントとともに並べていきます。
 
 

読んでいない本について堂々と語る方法

知的かつユーモアを感じる読書論。常識的な読書観を切り崩していく展開に痺れました。タイトルも好き。
 
読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)

読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)

 

 

 
 
なるほどデザイン
「デザインはセンスだから分からん」と感じている人はこれを読んでほしい。大事なことをわかりやすく示してくれます。
 
 
phaさん思想の教科書という感じ。社会学的な物事のつかみ方と実践がアタマをほぐしてくれます。
 
 
 
バッタを倒しにアフリカへ
ニッチな研究の話が面白い文章で書かれていて熱狂しました。フィールド研究ってすごい。
 
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

 

 
 
戦略読書日記
書評が長々と続くだけなんだけど、「何がどう面白いのか」を語るところから筆者の経営学者としてのスタンスがみえて面白かった。
同著者の名刺的な本である『ストーリーとしての競争戦略』もよかった。

 

戦略読書日記<本質を抉りだす思考のセンス>

戦略読書日記<本質を抉りだす思考のセンス>

 

 

 
 
うしろめたさの人類学
人類学のセンスと力強さが感じられてよかった。ミシマ社の本は装丁が良くて紙の本であることの魅力がよく感じられる。

 

うしろめたさの人類学

うしろめたさの人類学

 

 

 
 
イシューからはじめよ
物事に対する取り組み方が勉強になった。筆者のブログ記事を読むと執筆の背景もよくわかるのでありがたい
 
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 

 
人はなぜ物語を求めるのか
人間が物語という認識方法を用いることによる救いや呪いについてのお話。筆者の切実な想いが伝わってきてグッときました。
 

 

 

 

↓こっちは2017年に限らず、しっかりと書いたもの。

heitan.hatenablog.com

 

 

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